ずっと、愛しています

妻が、旦那に最期に贈った言葉。 「変わらずずっと、愛しています」そう言って、妻は棺桶の上に白い花束を置いた。 今日は葬儀だった。幼なじみの父親が急逝した。 ガタイが良くて、その身体のように大きな父性を持っているような、あたたかくてやさしいパパ…

覚えてないんだね

大晦日の車内。去年は病棟にいたけど、今年は娑婆で大晦日を迎えられた。我が家は毎年大晦日の日には朝から出かけて、夜に食べるご馳走の食材を買い、過ごし離れたイオンモールまで行ってショッピングをするというのが例年のお決まりである。二年ぶりに行っ…

自撮り上げるのに……?顔面コンプの話

昨日の夜中、恋人の前で大泣きしてしまった。自分の容姿に自信が持てないからである。自分と他者とを比較してしまった。たまたま、話の流れで話題に上がった女の子がいた。あの子はいいな、顔もかわいくて、それを周りからもしっかり評価されて、才能もあっ…

精神保健福祉センターに相談に行ったお話

母親が市外の薬物依存症の治療プログラムがある病院に電話したが、プログラムには集団で参加するものがあり、男性しかいない。それもイリーガル系の異邦薬物依存症の方々ばかり。病院の職員さんから「若いお嬢さんですから、負担が大きいのでは」と言われて…

なぜ主治医はガチガチに親の監視下で生活させようとしたのでしょうか

わたしの苦しみの本質を理解してくれてないのかな、と思った。わたしの心のことで親に干渉されたくないのである。 サイレースとデパスを飲まずにこっそり貯めてたのがバレた。 もうわたしは終わりです。人生を生きたくありません。 退院の条件として、残って…

自殺失敗

ただいま! 救急病院と精神科と。通算4ヶ月半の入院生活が終わりました。これは長かった。 今回入院の運びとなった発端は、自殺に失敗したからである。それはもう、大失敗だった。あっぱれだ。自分の生命力には。 10月17日にそれは起きた。事の発端がなんで…

躁転物語

でもはるきゅん(主治医)はまだわたしをボーダーだっていう。 そうかも。ただの躁的防衛だったのかもよ。なんだか落ち着いてきた今になって思う。 わたしがイエス・キリストになったその日(わたしが神さまになるまでのお話 - LOVEと死ねの狭間)、わたしは…

わたしが神さまになるまでのお話

どうしよう。躁転したかもしれない。 病院にかかれたのはここ数年のことだが、わたしの抑うつ状態の歴史は長いのだと思う。医者に言われたわけじゃないが。自分で自分のことを顧みるに。 しかしこの若くしつつも長いメンヘラ人生の中で、味わったことのない…

主治医吸い

僕に会って元気になってね、行くんだね。 わたしは、そうです。「先生を吸って、役所に行くんです」と答えた。 僕の診察にそれほどの価値があるとは思えないけど、とはよくおっしゃるものの。わたくしめにとっては偉大なる影響力を持していると理解しておら…

読んでくれてありがとう 〜フォロワー120人大粛清〜

あなたがこれを読んでくださっているということは、ほんとうに、わたしのことを大なり小なり。大切に思ってくださっている方なのでしょう。 一昨日の夜、入眠困難に喘ぐなか、不穏に苛まれ、どっとツイッター疲れを感じた。 仕方がないのである。どこか歪ん…

「そう思えたら簡単ですよ!」って言いたいでしょ、と言われる。さすがだね

人間(わたしを含む)には等しく価値があるんだ。 理屈では分かっていても、そうは思えない。 感情がついていかないのだ。 主治医は、未だわたしの主治医である。が、本拠地はわたしの通うこの病院ではない。 隣県の精神病院に所属しておられるのだ。 週に一…

ベルソムラは電気羊の悪夢を見るか?

最近睡眠薬をベルソムラに変えて頂いてから、睡眠がちゃんと『夜』にとれるようになって、3時には就寝してしまいます。一年間不眠症に悩まされ朝の7時に寝ついていたのが嘘のよう。調子の良い日には、薬を飲まずとも眠気が来たりして。(中途覚醒が嫌なので…

好きピにケツを掘られた報告をした

主治医がせっかく、わたしのために紹介状を書いてくれたのだから。 労力かけられた紹介状をたずさえて、先日わたしはやっとの思いで紹介された胃腸科の病院に行ってきた。 親が「血便がひどいらしいので入院中に検査をしてくれ」と無茶振りしたからである。…

イメソン厨の主治医

診察の雑談コーナー。 主治医はとあるドラマを見ておられるらしい。医療系のドラマで、登場する患者を見ながら、劇中で病名が反応する前にご自身で疑似診察をして、病名を的中させる遊びにハマっておられるんだとか。我々一般人がふつうにクイズ番組を見てい…

父に呼ばれたのでスペース放置してリビングに出たら家族裁判だった

家族会議というか、裁判だよね。 部屋をノックされたがスペース中だから応答しなかった。 誰も「どうぞ」なんて言ってないのにいつも扉を開けてくる父。ノックの意味とは。 「電話中?電話が終わったら来て」と言われた。 マイクをミュートにして「なんの用…

4ヶ月ぶりに出勤しました

4ヶ月ぶりに労働ができたお話です。 退院して、先週父と職場にお世話になっとります、というご挨拶をしたのもまたひとつ、ステップになったんだと思う。各部屋に挨拶まわりをしたら、子どもたちが「だいさんせんせい!」と応えてくれてうれしかった。 で、今…

HHCの記録

HHC 個人的な感想(吸いながら実況的にメモ帳に書き殴ったものです) ●回ると脳みそが揺れてくる感覚がある。 ●キマり方が悪いベンゾODみたい ・人と話したくなる、寂しさや孤独感がある ・ハイになる ・文字列を見ても内容の50%ほどしか 意味がわからない …

今から実験文章を書きます。

今日は3月16日。明日から我らがHHCは違法ドラッグに追加されてしまいます。 その前に、これからテストの文章を書きます。文章力には密かに定評を獲得しつつあるわたくしが、HHCガンギマリゆえにどのような文章力の変化をきたすかをここに記録しておきます。 …

ぜんそくじゃない

今日主治医(精神科医であるが)に言われて ふむ、そうか……となってしまったのだが、わたしはもうぜんそくを自称するのはやめようと思った。 元々、成人を迎えてからあまり発作らしい発作は起こってないな、と感じていたところだ。 社会人にもなって免疫もつ…

また自殺にミスったんか

この一週間以内のことだったと思う。死んだひいばあちゃんが夢に出てきたんだ。 わたしは慌ててバスに乗り込んだ。乗客は停留所に着くとどんどん降りていく。やがてバスの車内は静かになったんだけど、ひいばあちゃんが降りて行ったんだな。 わたしは自分の…

保管用ビスコ

だらだら文章を書いてても何となくまとまりがないので、今日の日記は少しずつのまとまりに分けて書いていく。 ◎主治医来年いない説、濃厚か? 今日は「来年僕が去るから」と断定されたような(先週には、やたらと大泣きするわたしを見て保険をかけていた「来…

帰り道をいっしょに歩く

今日も気分が悪くてやっとこさ病院に着いた。 昨日とうって変わって待合室には人っ子ひとりいなかった。 わたしはいつもその日の最終枠をいただいている。 そして、時間の許す限り長々と話を聞いて頂いている。 2日連続のわたくしの登場に、なぜか眼鏡の医…

We NeedとChoose Life

新しい人物、あきちゃんご登場の予感です。 土曜から日曜にかけての明け方、眠れずに不穏な気持ちに苛まれたわたしは大学時代の先生にメールをしていた。 デパスを少々盛っていたので、今読み返すととんでもない精度の文章を送信してしまっていたことに驚愕…

ママに失恋の慰め方された

ママにここ連日のODがバレて怒られた。 レクイエム・フォー・ドリームのせいでこうなった。あの曲悲壮感あって大好きだったのに、トラウマになっちまった。最悪だ。 まあバレてるのはわかってたけどね。 100錠溜めたはずのエチゾラムが50錠ぽっちしか残って…

ライバル過多

わたしに主治医との別れが迫っているのは、このブログやらTwitterやらを見てくださっている皆さんには周知のほどだと思う。 先生が異動を知らせた時、ちらりと新しい病院の名を口走った。 わたしはそれを覚えてた。 そりゃ調べちまうよね。 嘆いてたらフォロ…

医師分離

大好きな主治医が病院を去り、異動するらしい。 この知らせを聞いてわたしは医者の前で泣いてしまった。 この先生はたまに、患者の「安全基地になってあげたい」と口にしていた。私の中で、彼は限りなく安全基地に近かった。 なに、それを失ってしまうという…

ビッチしかいねえのかこのクソアマ

わたしには頻繁に連絡を取る友達が二人いた。 M美は小中高、F子は中高からの友だちで、社会人になってもつるんだ。 M美はとにかくセックス依存症なのではないかといった具合だった。男をとっかえひっかえ、彼氏は長続きせず、酒を飲むため夜の街に出てその店…

元気になるのがこわい

転院した方がわたしの調子は好転する、というのはわかっている。 が、今の病院から離れられない。 わたしは入院を視野に入れて前のメンタルクリニックから追放されてしまったので、退院の時、よその病院に転院するか問われたのである。 それだけでわたしの心…

いつからうつ病なのか

医者に、何故受診しようと思ったのかという最初のきっかけを問われた。 前の精神科に初診でかかったときは、嘔吐恐怖症に困っていた。もう気合いでは耐えられない、と思って、すがる思いで病院に駆け込んだわけだ。 しかし、今メインで診てもらっているのは…

病棟にも愛着関係を

わたしの主治医は男性なのだが「お母さんになりたい」と話していたことがあった。うむ、わたしの先生にはぴったりだと思う。わたしの中ではどちらかといえば父性のイメージを感じるが、患者の中には彼の持つ柔和な空気感に母性や包容力なんかを感じたりもす…