ライバル過多

わたしに主治医との別れが迫っているのは、このブログやらTwitterやらを見てくださっている皆さんには周知のほどだと思う。

 

先生が異動を知らせた時、ちらりと新しい病院の名を口走った。

わたしはそれを覚えてた。

そりゃ調べちまうよね。

嘆いてたらフォロワーにも「主治医の異動先の病院引っ越せよ」って言われたし。どこなんだろうな、って。実在する病院なのかなって。空想の病院ならよかったさ。

 

病院のサイトはすぐに見つかったよ。

開いたら、トップにドンと『思春期青年期』という文字を見つけてしまったんだな。

わたしは、勝手に目の敵にしているJKの患者がいることもどっかの記事で述べたと思う。わたしの先生はこれから、もっと多くの女子高生患者に囲まれて暮らすんだよ。

その方がお似合いだ。わたしの今通院している病院の病棟は正直、老人ホーム同然だからね。

保育士にでもなればいいよ、って思うくらい。"医療者"というよりも福祉の空気をまとった先生なんだ。白衣を着ててもね。

 

JK患者の顔がわたしの脳で増殖した。悪夢だ。先生はまた新たな若い"娘"たちを抱えて生きていくんだよ。(ライバルJKは「主治医の養子になりたい」と発言したらしいからね)

 

そうして、若いかわいい患者に揉まれて

わたしを診ていたこともやがて忘れるんだ。

 

わたしが生きていたこともね。