最近睡眠薬をベルソムラに変えて頂いてから、睡眠がちゃんと『夜』にとれるようになって、3時には就寝してしまいます。一年間不眠症に悩まされ朝の7時に寝ついていたのが嘘のよう。調子の良い日には、薬を飲まずとも眠気が来たりして。(中途覚醒が嫌なので自然な眠気が来ても服薬の中断はしませんが)
わたしの「ブロチゾラムは(わたしには)効かない気がする」という声に耳を傾けてくださった薬剤師さんと、その相談に応じてくださった主治医には感謝しかない。
ベルソムラといえば、副作用として『悪夢』が有名だそうですね。
とはいえ、サイレース(わたしが飲んでるのはフルニトラゼパムと名のついた方ですが)と一緒だとその副作用が抑えられるという謎情報もインターネット上で目にしましたが。
また、わたしの悪い癖が始まりました。
薬を飲まない!薬を貯める!
退院直後は、出された薬を守られた容量で飲もう、と頑張ってたんですけどね。
ベルソムラだけは継続して、フルニトラゼパムには手をつけないという生活を、続けて何日経ったでしょうか。
寝入ることはできますが、眠りが浅いのか。不十分なのか。退院後、頑張っていた8:00までに起きる、というのも。守れない日が増えました。また11時過ぎにやっと目覚める日々です。勝手な減薬は。まだ無理だな、ってことです。
で、本題なのですが。ベルソムラ単体だけで眠りについていたしばらく、確かに言われてみれば絶妙に奇妙な夢を見るようになったのですよね。
そんなわけで今日は夢日記をここにしたためることとします。夢日記、三本立てです。
クラスメイトの前でメンヘラムーブを起こす
おそらく、高校生であったわたし。
掃除の時間に、一人大真面目に掃除に勤しんでいたのです。
しかし、周りのクラスメイトたちは手を抜いて、掃除道具を片手に突っ立って、駄弁っているだけ。わたしはついにブチ切れてしまったわけです。
「掃除してるのはわたしだけ。みんなサボっててずるい。自殺してやる!!」そう言い放って、わたしは掃除場所を離れた。
みんな引いてしまったか。誰もわたしに声を掛ける者はいなかった。
小学生の頃から9年間ずっと両片思いだったのに、いざ告白したら「彼女がいるから」と玉砕した初恋相手のKくんが、永遠に夢に出てくるのです。でも、夢の中でもKくんとは一度も言葉を交わすことは。失恋して10年経った今でも、ありません。
掃除当番のメンバーの中にKくんがいた。Kくんとは席が隣同士だったみたいだ。教室に戻ると隣の席に彼が来たんだもの。でも、視界の縁に彼を入れるだけで、わたしも彼も互いの存在に気づくまいとしている。
わたしは友人のCちゃんに話を聞いてもらっていた。
「みんなの前で『自殺する』って言っちゃったどうしよう〜。自殺しなきゃ」「最近貯めてるサイレースがあるや。あれ一気飲みしよっと」
空を飛ぶ夢
空というか、空中浮遊というか。
水の中に浮かんでいる、みたいな感覚に近いのかもしれない。わたしはカナヅチだけど。あるいは、一輪車に乗ったまま一日中生活している、みたいな。
勝手に身体が宙に浮いてしまうの。
ある程度は操縦ができないわけではないけど、まるで制御はできてない。気を抜くと高く飛び上がってしまったり、地に落ちてしまったりする。
塩梅がとにかく難しくて、みんなで空中飛行の猛特訓をしている。うちのマンションの、うちの一室を出入りしながら。
これが一番の悪夢。甥っ子誕生
なんと、甥っ子が生まれるというとんでもない悪夢を見たのである。
わたしには三歳年下の弟がいるのだが、ついにやつは彼女(実在)を孕ませやがった。
彼女はちゃっかりしていて、小狡いところがあって、金髪で堂々としているので、正直義理の妹になってほしくはない。が、顔がいいだけのヘナヘナした我が弟とはなかなかうまくやっているようだ。
ついに彼女が産気づき、病院で待機していた。わたしも病院着を着て同じ病室のベッドに横たわっていたのだけれど、たぶん。わたしも入院してたんだろうな。精神科の方で。
弟に、甥っ子にどんな名をつけるのかと尋ねたら「『金』という字を入れたい」と言われた。アホかと思った。
金太郎しか浮かばなかったが、たとえば『銅』とか『銀』とか『かねへん』の含まれる漢字もOKとのことだった。それでもだいぶぶっ飛んでいるな、『金』というとんでもない漢字のチョイスが、アホすぎて弟たちのセンスのなさを物語っているなあ、とかなんとか。考えていた。
わたしは大真面目に横槍を入れた。
わたしは普段、弟のことを『ポン』と呼んでいる。ほんとうは名前のケツに『〇〇ポン』というあだ名を祖母が命名して、本人もそれをよく気に入っていたので多用されてきたわけだが、どういうわけか名前が消えて『ポン』の部分だけ残った。
それと、弟は柑橘系のフルーツがとにかく好きであるから、わたしは甥っ子に『寛(かん)』と命名したいと言った。ポンを付けたらポンカンちゃんだから。ポン、好きでしょ。ポンカン。
彼女にはハァ?というような顔をされた。
弟は『金』という漢字を入れたい、という決意が揺らがないらしく、ちっともわたしのポンカンちゃんには耳を傾けてくれなかった。
いや、しかしマジで甥っ子はごめんだぜ。まだいらねぇ。
義妹、脅威すぎる。マジで。
はあ、弟にまで先を越されて(越されるだろうが)やばいな。